itekita のブログ

お出かけ好きでガジェット好きな人のブログです。以前は「こどもとおでかけ 関西 行ってきました」というブログ名でした。

■透明な氷の作り方 2

itekita2008-08-17


前回紹介した透明な氷の作り方のエントリーが
比較的人気があったので、再度同じ内容で書きます。


・前回のエントリー
透明なロックアイスの作り方(透明な氷)


今回は前回エントリーでも紹介した現在私が実行している
漬物おけをつかった方法を説明します。


現在ではこの方法が一番効率がいいと思ってます。


★メリット
大量にできる。
揃える器具は安価。
簡単。


★デメリット
冷蔵庫でじゃま。
氷を割るとき若干危険。


です。


まあ氷を割るときの危険度はこの方法に限らず付きまとうものですので
自己責任で試してみてください。


用意するもの
(1)プラスチック製の漬物おけ
   ホームセンターで売ってる500円くらいのも
   我が家では5リットルのサイズ
   冷凍室に入るサイズをえらびましょう


(2)千枚通し
   たこ焼きひっくり返すやつ


あったらいいもの
浄水器
どんなレベルのでもいいです。あればいいなと。
不純物がなければないほど、きれいな氷ができるので
高価な浄水器ほどいい氷を作るのに適しているんじゃないかと
思います。


手順はざっと以下の通り。

(1)漬物おけに水を適度にみたし冷凍室に入れる。
(2)3分の2程度凍ったら冷凍室から取り出し氷を割り中の水を抜く。
(3)氷を適度な大きさ(市販のロックアイス程度)に割る。

以上で過程は終了です。



では画像つきでいってみましょう。


(1)漬物おけに水を適度にみたし冷凍室に入れる。
なにもせずそのまま。
水を入れる際にできるだけ泡立てないほうがいいかも。

(2)3分の2程度凍ったら冷凍室から取り出し氷を割り中の水を抜く。


取り出したての状態はこんな感じです。


ひっくり返して出すとこんな感じになっています。


白くなっているのは漬物おけの下の部分です。


横から見るとこんな感じ。

とても透明な氷ができました。


わかるでしょうか上部に楕円状に丸いまだ凍ってない水が
のこっているのが。


この部分です。


この部分は水なんですね。


2つに割るとこんな風になります。


空洞があいてますよね。
この空洞に水がまだ残っていたわけです。


この水には不純物や空気などが濃縮されて含まれているそうです。
詳しく成分を調べたわけじゃないので断言はできませんが^^;


断面を見るとこんな感じ。


円柱の容器が上と横から凍らされてこのような形状に
凍って行きました。
冷凍室の冷気が上から出ているためこのように凍っているものと思われます。


(3)氷を適度な大きさ(市販のロックアイス程度)に割る。


※千枚通しやアイスピックで氷を割る際はケガをする可能性もあります。
 当ブログ筆者は責任を負えませんので、自己責任でお試しください。


これで一通り完成しましたが、この状態で冷凍室の氷コーナー(冷氷皿)に
いれると氷が濡れているため、後で氷と氷がくっつきます。

なので下記の工程を追加するといいと思います。


(4)3の氷を漬物おけに戻し再度冷凍室に入れる。


冷凍室に入れることで再度濡れている表面の氷が凍結します。
その際氷と氷の間の水も凍り、砕いた氷と氷が点や線でくっついた状態になります。


(5)数分後に漬物おけを取り出し、千枚通しなどでくっついた氷を分離する。


漬物おけを取り出し、漬物おけにいれたまま氷と氷の間に千枚通しを
突き刺して氷を分けていきます。軽く力を入れるだけでも簡単にはがれます。

大きすぎる氷はここで再度かち割りましょう。
できた順に冷氷皿にいれて完成です。


5の工程はいつでもOKなので数分後じゃなくてもいつでもOKです。



前回同様透明度の検証




これくらいきれいです。


この漬物おけは5リットルサイズで非常に大きいものです。
おそらく冷凍庫の大半を占めることになり邪魔になると思いますが、
大きな入れ物である分、大きなロックアイスを大量に作ることができます。


また、凍るまでの時間が小さい容器より長いため、うっかり忘れても、
ある程度のアドバンテージがあります。
この容器にするようになってからミスはなくなりました。


私は焼酎をおいしく飲むためこの方法で氷を作っています。
おいしい焼酎やウィスキーなどロックで飲む際はやっぱりまずい氷を
使うのはもったいないですよね。高価なお酒ならなおさらです。


簡単かつ安価にできますのでぜひお試しください。