itekita のブログ

お出かけ好きでガジェット好きな人のブログです。以前は「こどもとおでかけ 関西 行ってきました」というブログ名でした。

不織布マスク不要?ユニクロのエアリズムマスクが超いい感じ

2020年より本格化したコロナ禍によりマスクをつけるのが常識の時代になった今日この頃。過去の写真を見てみんなマスクなしで過ごしていていいなぁと懐かしんでいます。

 時にマスクも不織布以外はよくないという流れがあって、布マスクやウレタンマスクが肩身の狭い状況がありましたが、私はユニクロの布マスク「エアリズムマスク」をおすすめしたいと思います。
ユニクロ|エアリズムマスク|公式オンラインストア(通販サイト)

 

ウィルス対策には不織布マスクが一番いい!という意見もありますが、2021年2月に発売されているエアリズムシリーズに関しては不織布フィルターが含まれており、性能もアップしています。

以前からエアリズムマスクはBFEに対応しており、約3㎛の細菌を含む粒子をろ過できます。花粉や咳・くしゃみに伴う水分を含んだウイルスの飛沫(ひまつ)を通さないためコロナ対策として十分なスペックであると考えます。今回の不織布フィルターが追加されたことでさらにこの効率はアップしています。


990円(税抜) 3枚入り

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ブルーのバージョンを買いました。ゴムも結構伸びるし、サイズもS/M/L/XLと4展開あり自分に合ったぴったりサイズを選ぶことができます。

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そして何より装着して感じたのは、今までのように内側の布が張り付くような感じがないところが気に入りました。今後はこの最新シリーズに統一しようかと思っています。

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写真よりも肉眼で見た方が色は薄めです。グレーに近い感じがする。

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今までエアリズムマスクは

2020年6月発売バージョン
2020年10月発売バージョン
2021年2月発売バージョン(最新)
とバージョンアップしてきています。6月に発売されたものはバカ売れしてなかなか手に入れることができなかった話題となったものですが、「暑い」や「呼吸がしにくい」などの不評もそれなりにありました。そこで10月に黒色を増やしさらなるバージョンアップした製品を打ち出しました。

私も10月バージョンを使っていたのですが、少し内側の布が張り付くという感覚があり我が家ではすこし不評でした。私はずーっと使っていたのですが、ほかは不織布やウレタンマスクを使っている状態です。理由は息がしやすいから。ですがのちにウレタンはあまりよくないという認識が広がり布もよくないという流れがやってきます。

 息がしやすい=ウィルス的にあまり意味がないなんですね。だって1ミクロよりも小さいフィルターを通す必要があるわけですからそりゃ息しにくくて当然。

 

ユニクロの10月バージョンは息がしにくいのでそれなりにちゃんとフィルターできてるんであると考えて納得していましたが、張り付くのがどうしても気になるんです。で、この最新2021年2月バージョン。これは張り付きがないので非常にいいです。運動してもそれほど気にならない。

でも不織布より性能落ちるよね?大丈夫?と思われるかもしれませんが、ユニクロのエアリズムマスクは先ほども説明した通りBFEに対応しています。

ユニクロホームページより転載  

・(初期値)バクテリア飛沫捕集‥(BFE) 99%カット
ASTM F 2101 バクテリア飛沫捕集(ろ過)効率試験
・(初期値)花粉粒子捕集効率‥99%カット
花粉粒子捕集(ろ過)効率試験

 

試験機関:一般財団法人カケンテストセンター 

 
マスクにはBFEだけではなくPFEやVFEという規格もあります。

PFEは「微粒子ろ過効率」のことで、約0.1㎛の粒子をどれくらいろ過できたのかを表しています。インフルエンザウイルス、ウイルス単体(飛沫核)、結核菌ウイルスなどが対象。

VFEは「ウイルスろ過効率」のことで約0.1㎛~5.0㎛のウイルスが含まれた粒子がどれくらいろ過できたのかを表しています。インフルエンザウイルス、咳・くしゃみを伴う水分を含んだウイルスの飛沫(ひまつ)などが対象となります。
※1㎛(マイクロメートル)=1mmの1000分の1の長さ

残念ながらユニクロのマスクはこれら2つの基準を満たしているとは明記されていません。BFEにのみ準拠している旨を公表しています。

不織布は多くはPFEおよびVFEを対応していると明記されているものが多いです。結果不織布のマスクの方がユニクロのマスクより性能がいいということになりますが、そこまでの性能が果たして必要なのかというのが疑問です。

というのも不織布のマスクをつけた際に顔とマスクの間は隙間は0ですか?おそらく小さな隙間が空いているはず。完全にフィットできないから隙間が空いてしまいます。これは不織布に限るものではなくユニクロマスクにも多少の隙間はできてしまいます。

PFE対応で0.1ミクロンまで通さない最強の不織布マスクにも1ミリでも隙間があったら意味がないことになります。隙間を完全になくすには不織布マスクに両面テープを貼って顔に完全に密着させる必要があります。そんなことできないわけで、結局高性能のフィルターがあっても隙間ができそこから呼気・吸気が出入りすることになりあまり意味がないことになります。

BFEの基準に対応している場合、飛沫を99%遮断してくれます。これは会話やくしゃみなどで体内から出される飛沫を99%遮断してくれるという結果でありこれだけがあれば十分感染拡大を止めるのに十分であると考えらえれます。この考え方はあくまで自分がキャリアである前提で飛散させないという予防法であり、空気中に浮遊しているウィルスを遮断できるという考え方ではありません。

そもそも空気中に浮遊しているウィルスを遮断するには上記の通り両面テープで顔にPFE対応のマスクを張り付けるもしくは医療用のサージカルマスクを普段から着用するしか予防する方法はないでしょう。だって0.1ミクロンでも隙間あったらコロナウィルスは入ってきますからね。

スーパーで50枚1000円で売っている不織布のマスクが必ずしもユニクロマスクに勝るとは思わないです。海外製品で表記している基準にクリアしていないものもたくさん出回っているという話もたくさんあります。もしこれらの不良品があったとしても製造元は責任を取ってくれないでしょう。アイリスオーヤマなどの大手であればまだ安心ですがそうじゃない場合は泣き寝入りするしかない。その点ユニクロなら何か問題があれば、返品返金は必ずしてくれる!はず!その時はみんなでリコールしましょう。オイw

という冗談はおいといて。

不織布マスクで洗って使用している人もいます。これは間違いなく性能は下がっているはずですし、正式な使い方ではないのでやってはいけないこと。だってPFEがうんぬんかんぬん 。その点洗うことを前提としているユニクロマスクは安全です。洗うごとに性能は落ちるとQAには書かれているので頃合いを見て交換は必要ですが。

あと、使い捨てってエコ的ではない!問題もあります。でもそれとこれとは違うんだ!ウィルス拡散をさせないためにここは目をつぶるんだ!というのであればレジ袋はどうでしょうか。みんなレジ袋削減のためにマイバックを使いますがあれ毎日洗ってますか?毎日洗濯して付着しているかもしれないウィルスを除去してますか?これは地球のために使いまわすけど、マスクはそんなことはさておいて使い捨てが当然という考え方に違和感を感じます。

とはいえ、私も不織布は使い分けはしているのであまり偉そうなことは言えませんが。 ケースバイケースで。


とにかくユニクロのマスクとてもいいです。今後もバージョンアップが期待できます。進化する布マスク。ぜひお試しください。
※回し者ではありません。